ギターを弾く前には、毎回必ずチューニングする事が大切です。
これからギターを始める初心者の方は「毎回チューニングが必要だなんて面倒くさい・・」って思うかもしれません。
今日は、そんなギターのチューニングにまつわるお話しです。
ギターのチューニングってなに?
ギターは6本の弦を使っている弦楽器です。
ギターのチューニングとは、この6本の弦を1本ずつ、正しい音程に合わせていく作業のこと。
ライブ中に、ギタリストがMCをしながら、ギターをいじっているけど音が出ていない。視線は下の方に向いている。
こんな姿を見たことはないでしょうか?
そうです。プロのギタリストでもライブ中数曲ごとに、しっかりとチューニングをしているほど、ギターを弾くために欠かすことの出来ない準備なのです。
チューニングをしていないと、まともにギターの演奏ができません。少しズレている程度ならば、弾けないことはないのですが、聞いていて気持ちの悪い響きになってしまいます。
折角の演奏が台無しになってしまうのは勿体ないですよね?
そして、演奏するギタープレイヤーにとっても、本当に大切な準備です。
音が合っていない状態で弾き続けると音がズレていても気が付かなくなってしまうのです。
みなさんもまずは正しいチューニングの仕方を身につけましょう。大丈夫!方法さえわかってしまえば、全然難しくありません!
ギターでチューニングする6つの音
では6本あるギターの弦をそれぞれどのような音でチューニングをするのでしょうか?
チューニングには複数の方法があるのですが、一般的には、太い弦(6弦と呼びます)から細い弦の(1弦)に向かって順に、
- 6弦=E
- 5弦=A
- 4弦=D
- 3弦=G
- 2弦=B
- 1弦=E
この順番でチューニングしていきます。
突然、「EADGBE」という英語表記が出てきましたが、馴染みのない方には、よく判らないですよね。
誰でも知っている「ドレミファソラシド」に置き換えると
⑥ミ ⑤ラ ④レ ③ソ ②シ ①ミ となります。
6つの音の覚え方
ギターのチューニングで使う6絃から1弦の音の順番は、ちょっと不謹慎かも知れませんが
「ミラレソ(う、わたしの)シミ!」と語呂合わせにすると覚えやすいでしょう。
私は昔これで覚えました(笑)
ちなみに英語での覚え方は、
「Elephant Are Damm Good Banana’s Eater!(象はとてもバナナを食べるやつだ)」
という単語の頭文字で覚えるそうです。
私は日本人ですから、ミラレソシミで覚えた後に英語で覚えました。
繰り返しになりますが、家でチューニングをしたから大丈夫とは思わないでくださいね。
クドいようですが、ギターを弾く前には必ずチューニング!です。